秋田農園さん|山城地区
- 木津川市の学校給食を考える会
- 2020年3月13日
- 読了時間: 6分
更新日:2020年6月11日

木津川市自慢の農家さんの
ご紹介です!
株式会社 秋田農園(あきたのうえん)
木津川市山城町上狛乾町33
公式Webサイト:
facebook公式アカウント:
木津川市の学校給食を考える会
農家さんご紹介 第5弾✨
今回見学させていただいたのは、
木津川市山城地区の株式会社秋田農園さんです。
到着してすぐ
"株式会社秋田農園"
というのぼりが目につき、
農家さんで会社を起ちあげてらっしゃることに驚きました。
代表の秋田さんは就農12年。
代々続く農家さんで、
2年前に農園を引き継ぎ4代目。
その時に株式会社を設立されたそうです。
秋田農園さんといえばねぎ!
とご存知の方も多いはず☺️
3代目のお父さんの代から
ねぎ一本で20年以上続けていらっしゃいます。

秋田農園さんのねぎはこのマークが目印
白丸に、きっとねぎを表した細いラインと"秋田農園"のお名前
他にも、生えてくるので‥ということで、
タケノコの収穫だけされてらっしゃるそうです☺️
ねぎ畑は山城地区の上狛に数カ所点在していて、
合わせて3ヘクタール
ほとんどが露地栽培で、
天候などのリスクを考慮し
ハウス栽培も同時にされているそうです。

秋田さんが所有されている広大な畑に、
ねぎが一面に広がっています
ひと足入るとねぎの香りが✨
見ているだけでシャキシャキ感が伝わってきそうです。
太くしっかりと伸びていて、1本1本がとてもきれい♪
実際に収穫されている様子も拝見させていただきました☺️
根元の方をしっかりと握って、
根についた土をバサバサと落としていきます
農家さん訪問では定番になってきましたが、
会のメンバーも収穫体験をしてみました😁

ねぎの根っこは強くしっかり根付いていて、
結構力を使います!!
メンバーの3才の息子くんも体験☺️
ねぎが根強く残念ながら途中で切れてしまったけど、
力一杯頑張りました✨
思ったより力のいる作業に驚きましたが、
全て手作業で収穫されているそうです。

秋田さんのねぎ1本1本に対する愛情が伝わってきますね♪
収穫されたねぎは洗浄するため、
次は洗浄場に移動しました。
こちらでは、ねぎ専用の機械を使用して、
ひと束づつ汚れを落としていきます。

洗浄後は、出荷後スーパーに数日おかれることを考慮して、
枯れやすい部分を丁寧に摘まれていきます。

長持ちするお野菜の裏側には
こういった農家さんの配慮があるんですね😄
最後は出荷作業へ。
ねぎは根付きのまま
100gづつ袋詰めされていきます。
従業員さんの手でひとつひとつ丁寧に✨
袋詰めされたねぎは、
毎月250kg(2500〜4000袋)
市場が空いている350日
常に出荷されているそうです。
暑さや虫等で変動もありますが、
安定するのは人間が過ごしやすい時期と同じで、
春先(3月後半から4月上旬)が
一番おいしいそうですよ☺️
収穫が終わった畑では、
次の苗植えが始まります。
1年間安定して出荷できるように、
苗を毎週1回につき
1万2000株も植えていくそうです。

背丈の低いねぎの子どもたち✨
収穫を終えた畑にまた1つ1つ植えられていきます
苗植えから育つまではなんと約3ヶ月。
そのため1年間の出荷を見据えて
かなりの面積が必要になってくるそうです。

点在するねぎ畑を1年間スケジューリング管理された表を拝見しましたが
そこから並大抵ではない努力がうかがえました😵
法人化した後は、
思いがけないことが問題になったりと、
経営を成り立たせるための探究もされているそうです。

木津川市の中高生の職業体験も受け入れてらっしゃる秋田さん
この地で育つ子どもたちは本当に恵まれているなと感じます✨
秋田さんが生産されているのは
"根付きのねぎ"
根付きは根っこの上でカットされた根切りのねぎより
やわらかくおいしいのが特徴的♪
そして先ほども少し触れましたが、
秋田農園さんでは
露地栽培とハウス栽培をされています。

品種にもよるそうですが、
露地栽培のねぎは 白い部分が多く太いのが特徴(上)
ハウス栽培のねぎは 青く味がまるいのが特徴(下)
秋田さんいちおしは露地栽培のねぎ✨
「路地だと育成時にストレスがかかるため
生で食べると少し辛味が出るんですが、
熱をいれるとすごくおいしいんですよ」
とおっしゃっていました♪
ちなみに、スーパーで良く売られている"カットねぎ"は、
水分を抜いて日持ちするように処理されているため、
一番おいしい"ぬめり"が除去されているそうです。
秋田さんは、
「ねぎ嫌いの人が絶対食べられない、
ねぎねぎしいねぎを作っていきたい。
時代の流れに逆行しているが、
これからもブレずにやっていきたい。」
とおっしゃっていました☺️
なるほど!
ねぎ農家さんとしてのこだわりが、
とても熱く伝わってきます😄
学校給食へは、
現在は木津の農地でねぎを生産されている
精華町の方が納入されているそうです。
秋田さんは奈良の学校給食に
納入されているとのこと。
是非、秋田さんのねぎねぎしいねぎも
子どもたちの給食に使っていただきたいです♪
秋田農園さんのねぎは、
イオン高の原や梅美台のバローで販売中✨
時々城山台のプラントでも販売されています。
特にバローでは、
大村農園さんと一緒に
取りまとめをしてらっしゃるそうで、
農家さんが一番食べていただきたい
ベストな状態のお野菜を
購入することができるんです!✨
スーパーバロー 木津川店 の地場野菜コーナー
今後は、白ねぎが中心の関東にも
目を向けていきたいそうです。
木津川市のねぎが
地元以外でも食べられるなんて
素敵ですね☺️
購入後のねぎについても
伺ってきました✨
保存は生えてくる時と同じ
立てたままがベスト!
横にして置くと、
上に伸びようとするので
ねぎが曲がってくるそうです。
そして根元に栄養があるので、
根元ギリギリで切るのがオススメ✨
ねぎを乾燥させて出汁パックにいれると
いい出汁も取れるそうですよ😄
秋田農園さんでは、
洗浄過程でどうしても出てしまう
商品にならないねぎを
なんとか処理できないかと
考えられたのがきっかけで
加工商品の販売もされています。

商品についてはWebサイトで紹介されています✨
また、
ねぎが脇役ではなく
主役になるようなレシピが
秋田農園さんのWebサイトで紹介されています!
生のオススメはねぎナムル😋

秋田さんのレシピから画像をお借りしています✨
秋田さんたちも声が出るほどおいしかった
とおっしゃっていました😄
このナムルの水分をしぼって
おにぎりに混ぜてもおいしいそうです。
想像するだけでお腹がすいてきますね!
加熱する場合は
ねぎのベーコン巻きがおすすめ✨

こちらも秋田さんのレシピから画像をお借りしています✨
簡単なのに主役になるねぎ料理が嬉しい!
ねぎは豚肉との相性が良いそうです♪
スーパーで秋田さんのねぎを見かけたら、
是非購入して作ってみてくださいね♡
お忙しい中、
私たちの会のために時間を割いていただき
本当にありがとうございました☺️
木津川市の学校給食でも
秋田農園さんのねぎを 食べられるといいなと願っています✨
株式会社 秋田農園(あきたのうえん)
木津川市山城町上狛乾町33
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